(アイズ)システム その3

2009.09.27

【ポイント】
I’sシステムの、効果実証をご説明します。
屋根幕板の温度、破風の掃気ギャラリーから出てくる空気の温度、
さらには、排出される熱気、その排風を感じることで効果が実証されます。

090927-02

屋根幕板(破風面)も55℃

片流れの屋根でも軒・破風に掃気材をつけることで
切褄屋根と同じように換気が出来ます。

1階外壁基礎部

水切りギャラリ

日の当たる水切りギャラリ部の温度は36℃で
僅かながらタバコの煙が吸い込まれていきます。

基礎コンクリート面の温度は33℃

当然午前中は東側が暑く夕方は西側が暑くなりますが、いずれにしても
GLから400~500hの低い温度の空気を吸い込むことになります。

北側の基礎コンクリート面の温度26℃
このように基礎部の低い温度の空気が壁通気層に引き込まれ

破風の掃気ギャラリーから出てくる空気の温度は50℃以上にもなって出てきます。

この熱風となって排出される熱量は本来断熱材を通して室内へ徐々に侵入・影響するものを、屋外へ排除していることになります。

いかに優れた断熱材(アイシネン)を使い、どれだけ厚みを持たせても熱は徐々に室内へ影響を及ぼします。

もしこれが蓄熱量の多きい断熱材であれば熱を溜め込んで、
夜中までも室内へ影響し、一晩中クーラーを運転することになります。

自然の力で熱を逃がし、快適な住環境を創るには、僅かなお金と手間をかけるだけで可能なのです。

それが I’sシステム…アイシネン+遮熱シート+掃気システムです。


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