断熱・遮熱(スピンオフ)塗装 検証開始

2010.06.16

【ポイント】
我が家のベランダフェンスの改修とともに人口芝もボロボロで、すべて撤去して、鋼板葺き材を断熱塗料スピンオフで塗装することにしました。

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左の写真は「遮光ネットと庇の効果」と題して07-08-Ⅰに配信した時のベランダの様子です。

20年前新築当初の人口芝はすぐに傷んでしまい。
その後新たに敷いた芝も17年で撤去となりました。

今回はビニールコーティングの鋼板に専用プライマーを下塗り後、以前から紹介していました宇宙航空研究開発機構「JAXA」で開発された断熱塗料を2回塗りすることにしました。

いままでに展示会や鹿児島の住環境体感セミナーにも参加し、温度の違いや夏の涼しさもそれなりに体感していたので、この夏前に施工に踏み切ったものです。

特に今後注目したいのは、塗装面の表面温度です。
資料によると外気温33℃で直射日光のあたるコンクリート表面温度は63.2℃であり、スピンオフ塗装後は34℃(外気温34.4℃)と信じられない数字が表記されています。

見学会などでも、普通の防水シートと塗装後の表面温度に明らかに大きな差がありました。
壁・屋根影響する熱はアイシネンの断熱材で遮断できますが、ベランダや屋根の照り返しによる窓ガラスから影響する暑さは防ぎようがありません。

以前の測定で、人工芝の表面温度は64℃で遮光ネットの影部でも41℃ありましたので、庇の影部温度35℃程度までに収まれば、冷房負荷も大いに低減可能で、エアコンも最小限の使用で済むかもしれません。
全国的に梅雨に入り、梅雨明けとともにまた酷暑の夏に入ります。

7月後半には検証して再び結果をお知らせいたします。
乞うご期待ください。


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