事務所ビルにもアイシネン

2011.08.20

【ポイント】
建物の用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めるため、
温暖化を省エネ時代に合致した大規模な改修工事(リノベーション)が盛んです。
事務所ビルの住環境の向上の中心は断熱です。

110820-012011年7月に事務所ビルのリノベーションにアイシネン断熱を採用 いただきました。

基本、外装及び内装の改修ですが、
最上階の屋根デッキプレートスラブ下にアイシネンを吹付け断熱施工です。

110820-02屋根スラブだけの断熱予定でしたが、小屋裏のベランダ側の庇 (ひさし)と室内との壁は当然?間仕切り壁がなく、 急遽ボードを貼っていただき、
ボードに吹付け断熱することになりました。

屋根断熱の場合には、
この開口を塞いで断熱することが重要なポイントになります。

110820-03構造体の鉄骨には耐火被覆の為ロックウールが吹き付けてありましたが、 梁と壁の間が狭くてデッキまで届かないところは、 梁の下場と壁の間を隙間なく充填することで断熱欠損をなくしました。

また断熱エリアとの境にある柱の隙間も同じように充填、隙間を作らないことがポイント

110820-04デッキプレートに直接吹付け断熱し、耐火被覆のロックウールに密着させることで 直射日光で、焼け、蓄熱されるコンクリートからの熱を遮断。
   
特にアイシネンは、温度計では計測できない輻射熱をやわらげる働きが大きいのも、 お施主様からの評価のひとつに掲げられます。

さて、最上階の環境はどうなるでしょうか?


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