遮光ネットと庇の効果
【ポイント】
■今年も恒例の遮光ネットを２階ベランダと１階の庭先に取り付けました。軒先にフック（真鍮ヨート）を取り付けているので、丸環を引っ掛けてテラス壁に斜めにひもで引っ張るだけです。１０分もかからずに取り付けることが出来ます。
■今回は７月２７日の午前１０時過ぎから、ベランダの直接日の当たるところと、遮光ネットの影の部分および軒の日陰部の表面温度を、お馴染み赤外線放射温度計で測定しました。（於熊本市内）
東からの直射日光の当たる 遮光ネットでは４１℃でその差２３℃
面はなんと６４℃にも
庇の影では３５℃でその差は２９℃ この日の１０：３０頃の気温は３３℃でした
■朝の１０時過ぎから６０℃以上にもなったベランダや壁の表面温度は階下や室内へ直接影響するばかりでなく、輻射熱として２階の室内へも大きな熱負荷を与えます。ひさしが建物の損傷を防ぎ熱負荷を抑えると見直されていますが・・・・・・。
暑さを少しでもやわらげるには、アイシネンを使った壁通気工法～棟換気と簡単な方法があります、ぜひ検討ください。