【ポイント】
「外張り断熱.........」のTVCMで、市場は「外張り.....」に注目、関心が高まる。
一方、同等以上の効果で、経済的な「アイシネン断熱」は、比較検討でさらに評価は高まるばかり!
プロも納得
■最近の住宅建築のコマーシャルは俄然「断熱」の良さを売り文句にしたものが増えました。
あるハウスメーカーさんの「外張り断熱」をはじめ「高気密・高断熱」を前面に打ち出したCM・チラシがほとんどです。
特に「外張り・・」のTV.・CMにより地方の一般の方にも関心が高まり「外張り・・」がかなりメジャーになりました。そんな訳で大工さんから設計事務所さんまでに「外張り・・」と注文され、経験のない工務店さん・設計事務所さんはあたふたされる場合があります。
そのような要求にもアイシネン断熱をご存知のところは「外張り・・」と同等の効果を持ちどのような工法にも対応が出来て安く出来る断熱システムがあると紹介・勧めていただきます。
そのような状況で、急遽アイシネンが採用されることも多くなりました、さすがTV・CMの威力は大変なものです。
しかし、高額のCM料は・・・??
おかげさまで、RCの「外断熱」と木造・鉄骨造の「外張り断熱」の使い分けも確立されてきたようです。
建築雑誌「日経ホームビルダー」の2月号に「暖房しても底冷えする家」として温熱環境の実証記事が掲載されていたので紹介いたします。
RC造などのコンクリート打ち放し壁や柱のある建物では、いくら室内温度を上げても顔が火照るだけで、体感温度は低いままで居心地が悪いと言われるものです。
RC造で、壁面を硬質ウレタンの薄吹きで結露(断熱)防止し、ボードを張って仕上げをしてあればそれほど影響は感じませんが、柱などコンクリート面が表しの場合は「冷輻射」が大きく影響します。 (当社HPニュースレター06-07-03参照)
コンクリート・金属などが外部と直接接している場合は、まともに外気の温度の影響を受け室内の表面温度は冬は低く夏は高くなります、例えば室温を25℃にしても壁面の温度が15℃であれば、(25+15)÷2で20℃の体感温度になりますが、通常20℃であれば、それほど寒くないはずなのですが、輻射熱は温度として表せない温熱の影響が大きく、壁面と体の位置では大きく温度差を感じ、また上下の温度差も大きくなり、頭・顔は暑く足元は極端に冷える現象が起きます。
このようなことから、RCの建物は外断熱が有効な断熱の手段となります。RC造の事務所ビルでは、空調機の吹き出し風の影響もありますが、居場所によっても体感温度が大きく変わります、チームマイナス6%でかかげる暖房時の室温20℃も単に設定温度だけでは解消できない多くの要因があります。
ぜひ、計画段階で検討下さい。竣工後では簡単に改善することは困難です。