石倉の復活・・・定温倉庫・冷蔵冷凍倉庫へ

【ポイント】
石倉が“省エネの大型倉庫”として復活しました。
農林産物集出荷貯蔵施設として、人吉地方の特産品や新鮮な農産物の保管ができ、しかも
代替フロンなどを使わず、臭いも残らないアイシネン
が、建物が存続する限り優れた断熱性能を維持されます。
今後も、この石倉が大いに活躍することでしょう。



写真の案内のように球磨郡山江村に昭和16年(1941年)建築された2階建ての石積みの米倉庫を 有効利用しようと半分に仕切って、片方は既存の石積み壁及び天井面にアイシネン100ミリ厚で断 熱を施し15℃の定温倉庫として、もう片方は倉庫内に新たに断熱パネルを組み立てて冷凍・冷蔵庫 として生まれ変わることになりました。
球磨・人吉地方の石蔵米倉庫としては唯一の登録有形文化財であり、出来る限り外観はそのままにして、倉庫内の半切り丸太も上部の見えるところは、養生してそのままの状態で表しとなりました。




最後は熱橋になるボルトの頭や厚み・断熱欠損部をチェツク補修の上引渡しとなります。 
その後壁は下地調整の上、天井高5.2mの中に構造用合板を3mの高さで貼り、天吊のクーラーを設置します、出入り口に冷蔵庫用電動の両開き扉を設けた上でエアーカーテンを設置すると、省エネの大型米倉庫の完成となります。
農林産物集出荷貯蔵施設として、人吉地方の特産品栗などの冷凍保存や野菜・お米などを新鮮に保管できることになります。

代替フロンなどを使わず、臭いも残らないアイシネン、今後は建物が存続する限り優れた断熱性能を 発揮し地域活性に大いに貢献いたします。




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