アイシネンと遮音

【ポイント】
アイシネンは現地吹き付けで完璧な仕上げが可能となり、①そのため構造体に密着し隙間がないことと、②更には柔らかでキメの細かい素材が、優れた断熱と遮音を実現します。。
その点に注目した施工例をご紹介します。

アイシネンは構造体に密着し隙間がないことと、食パンのような柔らかいフォームで吸音性に優れていることから、遮音材としても高い評価を頂き数多く採用いただいています。
今回は2階の音が筒抜けになるとのことから、2階に床組を設け100ミリ以上の空間に床上からアイシネンを吹きつけました。



既設の床上に垂木を二重に組んでいただきました。 床板は下の明かりが見えるほどの隙間があり目立つところはテーピングで塞いでからの作業ですが、テーピングしていないところは・・・ 



音も断熱と同様に隙間がないことが一番の基本になります、通常は床下から吹き付けることが多いのですが、
今回は1階の天井有効が少ない為にこのような施工になりました。
次は本格的な遮音の施工例ですが・・・





カセットエアコンの納まる小屋裏スペースも遮音シートを貼りアイシネンを100ミリ以上、
壁面も100ミリ以上のスペースを設けてアイシネンを充填しています。



ドアーも防音対応を取り付けた上に二重ドアにし、窓も二重にして厚手のカーテンを取り付けられます。
仕上げは通常20%以上の有孔ボードを貼る事で、アイシネンの吸音効果と隙間による音漏れを防ぐと共に、遮音シートで音をシャットすることになります。

ここで肝心なのは、仕上げ材に吸音性の低いものを用いると、気密によって音漏れが出来ない分壁面や天井・床面の躯体を振動させ、思わぬ騒音問題を発生させることになります。
例えば、掃除機をフローリングなどの床に置いたときと、手に抱えたときでは全く騒音の感じ方が変わりますが、床に置けば掃除機のモーターの振動が構造体を伝わり床材などと共鳴して音を大きくする為です。
アイシネンだけの施工で、生活音の話し声やTVなど中音域(500~1000Hz)で空気を伝わるものは問題なく解消できますが、振動音(フラッキング音)は構造体から対応しなければ不可能です。
現在もダンスホールやカラオケルームにアイシネン現場発泡断熱システムの採用を計画していただいていますが、予算とスペースのからみでお施主様に前もって充分に説明しておくことが大事です。
施工によっては騒音を拡大したり、ある部分へ集中することもあります。



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