断熱材の収縮
【ポイント】
6年ほど前にアイシネン断熱を施工させていただいた住宅ですが、ベランダからの雨漏れで断熱吹付け補修のご依頼を受けました。
雨風がひどいかった後に天井から水が落ちてきていたが、後日天井を剥がしてアイシネンに触って見ても、濡れた形跡がなくなかなか雨漏れ箇所を特定するのが難しかったそうです。
■アイシネン撤去状態
アイシネンを剥がして雨漏れ箇所を特定し、何とか雨漏れを防いで、断熱補修をすることになりましたが、アイシネンは雨漏れで縮んだり剥離したりすることがなく、乾燥して全く以前のままの状態を保っていたことに驚いておられました。
■同じ大きさでカットしていたのにこんなに縮んだX社のサンプル
アイシネンは防水効果はありませんが、水が圧入して水を含んでも、全く変形することなく元の状態で簡単に乾燥する事が出来ます。
以前に紹介しました他社のカットサンプルですが濡れた部分が極端に収縮変形しています。
そして一回り二回り小さくなっていますが、ある工務店さんでは、紙ケースに入ったサンプルが後日開けて取り出してみたら、縮んでスカスカになっていたので驚いたと話された事もありました。
アイシネンは生涯にわたり初期の断熱性能を維持できる唯一の断熱システムです。
細心の注意を払って養生し無事に断熱補修をおこないました。
見た目は同じ、もしくはもっときれいに見えても所詮ウレタンの改良からの発想ではアイシネン同等にはなりえないオンリーワンの現場発泡気密・断熱・遮音システムです。