現場リポート 既設住宅屋根断熱編 (その2)

【ポイント】
既設住宅屋根断熱について、現場リポート(その2)をお届けします。
盆休みも終わって一段落の8月20日「曇って欲しい」との願いもむなしく、朝から大快晴、Y市の現場へ8時前に到着しました。幸い敷地内にトラックが入れました。








まず我々が現場を下見に伺ってチェックすることは、作業用のトラックが駐車できるかです。











コンプレッサー・発電機に調合機やドラム缶から脚立など一切を積み込むため、2トントラックの特種車車両
6350L×1910D×3010hの大きさで
特に車高がネックになります。













まず玄関口の出入りの廊下を養生します。














次に天井点検口の壁・床を養生し、点検蓋は仮にはずして出入りします。













2階の階段ホールに天井点検口があり小屋裏への出入りには楽でした。









もう1箇所の点検口は、通常よくある押入れの天袋の天井のベニア板が取りはずせるようなっているところです。

ここからの出入りはかなり困難なので、ホースの取り入れと、送風機のダクトを出すところにしました。

既設天井内作業の場合は2箇所以上の点検口が条件です。










和室のホースを引き上げる床はブルーシートで全体を養生します。














初日午前9時前で2階の室温はほぼ32℃にもなっています
















天井点検口近辺の温度は33℃














2階 東側の壁面の33℃















小屋裏 棟部 35℃














西側の褄壁は34℃

残念ながら褄側には有効な換気の開口は全くありません。














外部の褄側の木格子は全くの飾りデザイン上の代物でした。












ただし、軒部には大小の不規則な隙間があり、シートやガムテープでしっかりとふさぎます。

隙間が空いた状態で吹き付け作業をおこなうと、間違いなく隙間からアイシネンが飛び出て、外装を汚してしまうことになります。











フラッシュなしだと、外からの明かりが見えるので良くわかります。













あちらこちらに明かりが入るところがあり、塞いで行きます。










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