基礎断熱と床下換気

【ポイント】
基礎断熱が普及し始め、ここ熊本でも10年以上の実績から市民権を得るようになりましたが、まだまだ問題視され方も多く、理解していただくには時間と実績とお住まいの皆様方の評価が必要のようです。

一番心配されるのが、床下に換気口がなければ木材が蒸れて腐ってしまいうということです。確かにその心配はもっともな事ですが、現ベタ基礎工法では新たに湿気を取り込むことはなくなりました。
つまり、当初のコンクリートや木材の余分な湿気を排出すれば良いのです。そこで、換気ファンを設けることをお勧めしています。型枠時に基礎コンクリート立ち上がり部に100VU管のスリーブ付を入れ脱枠後VU管を200L程度継ぎ足し、養生後アイシネン吹きつけ断熱工事をおこないます。

通常は排気用パイプファンを床下に取り付け、外部に防虫網付のフードを取り付けます、セントラル式換気システムを設置する場合は、ダクトを1本床下へ立ち下げ排気する場合もあります。
床下点検口が設置できなかったり、点検が困難な場合は、給気用を屋外に取り付け床下の湿気を排出する、この場合は必ず防雨用のフードを取り付け、出来る限り雨が直接当たらない場所を選定します。
ファンの取り付け位置は北側で、寝室などの騒音が気になるところを避けて設置します。


また、取り付け高さは出きり限り高い位置に設けるように計画します。スタイロフォームなどほかの断熱材を使う場合も基本は一緒です。
なお、この排気ファンは除湿が主目的であり、防腐剤や防蟻予防の悪いガスを室内への影響を軽減すること、つまり床下を負圧にすることで給気口は設けませ。





通常換気と言えば、給気と排気口が組みでなければ換気にはなりません。
しかし、床下全体の換気と考えればとても1組でまかなうことはできず部分的に除湿できない箇所が発生します。
ところが、除湿をメインに考えれば湿気は乾燥しているところへ取り込まれ、一番湿度の高いところから除湿されていきます。 
 (生環ミニ情報 平成19年1月号「水蒸気と結露」 参照)



つまり、出来る限り外気温に作用されず、地熱を利用して床下を室内と同じ温熱環境にしながら、当初の防蟻剤や防腐剤の影響を出来る限り室内影響を与えないことが重要です。


ただし、5年毎の防蟻処理・点検などの維持管理の件もあり、施工方法についてはお問い合わせ下さい




  給気用を屋外に付けフードを取り付けた施工例     スタイロフォームで基礎断熱の施工例





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