想い出探し

【ポイント】
1月中旬過ぎにアイシネンパートナーズ会議で東京に出かけました。初日の会議後、会場近く竹芝ふ頭から屋形船でお台場近辺の遊覧する機会がありました。
さすがに夕方から冷え込み寒風の中、レインボーブリッジの下を抜け船上からの東京お台場の夜景を堪能しました。







翌々日、飛行機の時間まで通常関心のある建物を見て廻ることが多いのですが、40年前に2年間住んでいた世田谷の祖師ヶ谷大蔵に想い出探しの旅をすることにしました。

新宿から小田急線で20分程度の住宅街で、近くには 砧の撮影所があり、高級住宅地の成城の手前になります
当時は地上を走っていた電車も完璧に高架線になり、駅前は面影がないほど変わっていました。


思い出しながら歩いていくと、なんとなく覚えのある路地が見え、奥のほうに祖師谷商店街の看板が見えました、間違いなく42年前2年間買い物に通った店跡がありました。関東スタイルの富士山の絵が描かれた銭湯もこの近くにあったはずです。

ゆっくりと散策しながら、あるはずもないと思いながらもアパート跡がどんな風になっているか興味深深で歩いていると、なんと!廃墟が残っていました。


建物右側玄関の上2階6畳一間に押入れと半間の流しのある部屋が間違いなく、2年間住んでいたところです。
1階に共用の和便所2箇所で、このアパートで7所帯の住人が生活していました。

今回は東京で勤めていた同期生5人とも数十年ぶりで再会、還暦過ぎのおじさんたちが昔に戻って大いに騒ぎ大いに盛り上がって杯を酌み交わすことが出来ました。




玄関上には当時のままの「清和荘」の看板が残されて、廻りは空き地になって、この建物だけが訳ありで放置されたおかげで、昔にタイムスリップできました。





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