【ポイント】
今までにないとんでもない題材ですが、生命力~種の保存と感じたエピソードです。
自分が現在の場所に家を建てて移り住んでちょうど20年になります。
熊本市の北東部に位置し、龍田小学校近くの白川から100メートルと離れておらず、10年ほど前までは木製の橋が架かっておりました。
現在は立派なRC製に架け替えられた武蔵橋です、この名前の由来の通り近くには宮本武蔵の墓と言われる武蔵塚があります。
我が家の周りは宅地造成してありましたが、なぜか南西側の隣地は1反(330坪)以上の空き地で、この場所だけが1番上の写真のように小さな森状態でした。
家を建てる20年前にも、隣地はすぐに造成されてすぐに家が建つだろうと思っていましたが、まったく手つかずで17年間も放置されたままでした。
木々が増え成長して、我が家のベランダまで枝が伸びて、風の強い日など壁に枝が当たるまでなっていました。
その状況を考慮してか隣地の地主が3年ほど前に半分以上の木を切り倒して整備されました。
そうすると、なんということでしょう!(今まで全く芽生えることのなかった木)翌年の春ベランダ下の小さな敷地に切り倒された木の実から芽がでてあっという間に成長したではありませんか。
今までにもたくさんの種がベランダから敷地内の地面に落ちていたはずなのですが・・・・・・
1年でベランダの高さまで成長して、またまたベランダから枝打ちしなければならない状態となりました。
西日をさえぎってくれるし、生命力に感動して2年間見守ってきましたが、今年の3月我が家の塗装とベランダの改修をすることになり、残念ながら
切り倒すことになりました。
わずか3年足らずでこの幹の大きさです。
倒木後塗装工事も無事完了
そして皮肉なことに、その後隣地に残されていた木々もすべてが切り倒されて完璧な空き地になってしまいました。
思いもかけず20年間も木々の緑や花々そして鳥のさえずりに癒されてきましたが、今後隣地はどのようになっていくのでしょうか?
近所では最近急速に住宅やアパートが建ち始めていますが
・・・再び木が育つのかそれとも宅地として家が建つのかベランダから見守り、変化があったらリポートします。