遮熱塗装2
【ポイント】
今年3月19日施工し、ミニ情報6-Ⅱでお伝えしました、遮熱塗装についての効果をまとめてみました。
8月15日(日)午後3:30頃 天気が良くベランダに直射日光が照り付ける時に測定しました。
外気温約33℃で、遮熱塗装を行った鋼板表面温度が47.1℃、塗装していない亜鉛メッキ鋼板の表面温度が51℃丁度の数値でその温度差3.9℃です。
メーカー資料による28.8~25.3℃の低減(45~26.7%の低減)には遠く及びませんでした。
遮熱塗装の一番の心配点は効果の持続性でしたが、持続性の前に表面温度自体が期待したほど下がりませんでした、そして黒色のアルミ製手すり面の表面温度45.7℃よりも温度が高いことにびっくりしています。
6月16日16時頃、快晴気温30℃の時の測定も遮熱塗装面表面温48.9℃、無塗装の温度50.7℃でアルミの表面温度も45℃程度でした。
そして遮光ネットの日影部では37.4℃で一番安上がりで遮熱効果がありました。
今回の測定は、ベランダや屋根面の日射による表面温度の上昇から、輻射熱による室内への影響を出来る限り押さえたいとの思いから行いましたが、庇の重要性と日影を上手に作り窓の位置や大きさが熱負荷に大きく影響することを再認識しました。
暑い・寒い・結露そして騒音の問題を解決して快適な住み心地を得るためには、アイシネンと換気(掃気)と窓が重要です。