アルミドアーの温熱検証

【ポイント】
建材- 建具によっても、断熱効果が違います。その一例としてアルミドアーの温熱を検証しましたので、ご参考にして下さい。

日本における玄関ドアや窓サッシと言えばアルミ製になります。最近でこそ省エネ断熱や結露問題がクローズアップされ、樹脂製やアルミに断熱材を組み入れたものも多くなりました。
アルミは熱伝導率が高くよく熱を通すことは知られていますが、なんとなく実感することなく使われ続けています。
今回直射日光の当たるアルミドアの室内側の表面温度を測定してみました。
'10-09-04の朝6:36~ 室内は昨日からの熱の影響で29℃あり、玄関ドアの室内側表面温度は27℃でした。
朝7:30になると東南向きのドアには直射日光が当たり42℃まで急上昇、ちなみに同じ面のガラスは34℃でその差はなんと8℃もありました。
そして、同じ面の壁面の温度は30℃です。
その約1時間半後の9時くらいにはアルミドア面が49℃でガラス面が36℃となりました。
そして、また1時間後の10時には日光の当たり続けているアルミ面の温度はなんと54℃まで上昇、ガラス面も41℃にまでなりましたが、やはりアルミの方が13℃も温度が高くなっています。
そして陽が当たらないアルミ面は37℃とすぐに温度が下がりました。
  ご存知のようにアルミは銅と並ぶ熱伝導率の非常に大きい
素材で236W/m.kですガラスの熱伝導率が約1W/m.kでなんと、236倍も熱を通しやすいのです。
思いの他大きな差がありますが、通常サッシではガラスの面積が大きく、問題視されませんが玄関ドアのようにアルミ面が広くなると、大きく影響します。そこで断熱材入りのフラッシュドアの採用が重要となります。 
  玄関が異常に暑い(寒い)と言われるところがありますが
要因はアルミドアかもしれませんね。
透明ガラスは、直射日光を室内まで透過させることでほかの建材と違った大きな熱負荷となります、複層やLow-eなどの使用したり、ブラインドやカーテンなどで
制御することも重要です。 





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