竹中大工道具館

【ポイント】
わが国の建築は、明治初期まで木造建築一筋の歴史を歩み、木造建築の様式の多様化、造形美、それを具現化した高度な技術と優れた職人の技能は他の国に例がなく、 独特の進歩発展を遂げてきました。それを支えたのが道具の王様といわれる「大工道具」です。 (設立趣意書の一部から)
11月19日に訪れた竹中大工道具館を紹介しました。

上記 写真1、写真2は、
竹中大工道具館のパンフレットです。
Click>拡大表示します

神戸市にある
「竹中大工道具館」を見学してまいりました。
江戸時代前期の1610年に、織田信長の元家臣であった初代竹中藤兵衛正高が尾張国名古屋にて創業。寺社仏閣の造営に携わる。やがて明治時代の到来により、ヨーロッパ型の建築技術を導入すると、 当時開港し、都市化し始めた神戸へ進出。数々の建築物を施工し、その名を知られるようになった。(WikiPediaより)
その発祥の地とも言える神戸に「竹中大工道具館」がある。
丸太から製材する工程を道具と共に紹介しています。
今は見る事も出来ない道具類が展示説明されています。
宮大工が細かな工作を行い、古文書と一緒に分り訳す説明されているが、
現代の電動道具類をもっても作れません。
やはり大工の卓越して技能と手入れの行きとどいた道具でしかできない造作です。
寺仏閣の欄間の図面とそのレプリカ(実物)展示です。
建前の現場を再現したコーナーに、大工のハッピと道具類が展示してあります。
設計用材の展示、ここには古今東西のノコギリが展示されてます。
天井梁の木組みの各種を展示説明してあります。
日本人の木造の技は、世界一の精緻さです。
入口には、五重の塔の模型、檜皮葺(ひわだぶき)の工程を説明する展示が有ります。

屋根葺手法の一つで、ヒノキの樹皮を用いて施工する。
日本古来から伝わる伝統的手法で、世界に類を見ない日本独自の屋根工法です。多くの文化財の屋根で檜皮葺を見ることができます。 (WikiPediaより)



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