リノベーション断熱改修について

【ポイント】
2011年10月事務所ビル2階全体をクリニックに改修工事にアイシネンを採用いただきました。

2011年は、アイシネンの施工を始めて10年目にしてやっと花開いた感のある年となりました。ご愛顧に感謝申し上げます。
さて、我々が携わる建設産業全体が「新築建築物」供給から「既存建築物」供給時代へと大きく変わろうとする昨今、単なるリフォームからリノベーションと大きく変化しています。

つまり内外装などの見た目の改修や現状保持から「住み心地」を改善するためのリノベーションです。
特にサッシを含めた断熱改修が大半であり、TV「劇的!ビフォーアフター」などでも発砲系断熱を採用されるシーンがほとんどです。

アイシネンが日本に入って13年、6年ほど前からマスメディアに取り上げられて採用が増えたもののまだまだわずかです。
つまりリフォームを考えている方々は住み心地に関しては大いに不満・問題を抱えているはずです。
今年からは新築だけでなく既存の建物の改修に、アイシネン断熱の住み心地UPのご提案に努めてまります。。


バルコニーなどの袖壁ではまず吹付けるための下地壁がありません。
止むを得ず透湿シートを両面テープやスプレー糊を使い、アイシネン断熱の吹付けを行いました。

繊維系では絶対にできないアイシネンならの施工です。
バルコニーの掃き出し窓の上部も吹付けるための壁がありません、基本的に軒があるところは外側に壁がなく大きな断熱欠損箇所となります。

ここでも透湿シートを室内側に貼り吹付け下地を作りました。木下地がないためここでもスプレー糊によるシート貼りとなります。
今回はベランダの天井部に入り小屋裏の間仕切り壁と一緒に屋外から(?)の吹付け作業としました。
上部の3階が居室になるのでスラブ面から壁へとアイシネンで連続して気密と断熱を同時に施工していきます。
このような補助作業を行いながら2階は3階のベランダスラブ下から壁面と床下まで吹付け作業が出来るところすべてをアイシネンによる断熱改修を行いました。
暑さ寒さがひどく改修にあたって考慮するように前オーナー様から助言を受け、設計事務所様が最大限の配慮をいただき、実現いたしました。 
その2
1階駐車場の天井部にも天井材を必要最小限はずしていただきアイシネン吹付け断熱冬場1階が駐車場や倉庫の場合しっかりした断熱がなければ、2階の床が極端に冷たく、暖房の温度をいくら上げても足元が冷たく、特にじっと動かないデスクワークの方は大変不快なものです。
寒さ対策は床の気密断熱が重要です。
2階の受付待合室に、クリニックには珍しい写真のような薪ストーブが設置されました。
通院の患者さんや付添の方々に心地よい暖かさと最近見る機会が少なくなった焚火の明かりで癒しの空間を演出することでしょう
通院の患者さん方のスペースには壁・床とも無垢の木材がふんだんに使われ、今までにないクリニック空間を創り上げています。

断熱吹付けで苦労したベランダ周りも仕上がってしまった今となっては全く解りません。
このあと医療機器や備品等が納められ、スタッフの研修など準備万端整い、保健所などの検査完了後開院となります。 
よしむらクリニックさんは熊本市長嶺南4-1-34国体道路 社会保険事務所の向い側、マクドナルドさん隣の元ゼロスビルに平成24年1月4日無事開院いたしました。
電話番号096-282-8300 日・祝祭日および水・土曜日の午後休診



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