電気蓄熱暖房器
【ポイント】
10月後半に急に涼しくなったかと思っていたら11月に入った途端に寒くなり、
大慌てで灯油を買い求めGSで並んでいる人も見かけ、秋を楽しむ間もないほどです。
今季畜暖を取り付けたお宅には10月末までにすべて取扱説明・試運転を行うことが出来、その後何の連絡も苦情もなく畜暖の心地よい暖かさを堪能されていることでしょう。 ここで再度畜暖の仕組みを説明します。 本体の中に1個約7.2Kgの蓄熱レンガが容量(KW)に応じて12~42個セットされ、夜間電力通常23時~7時(契約により22時~8時)に200V電気ヒーターでレンガを数百度まで暖め蓄熱します。 |
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生活の時間帯に応じて温度を設定し設定温度以下であれば、本体下部より温風を出して設定温度まで暖めます。 ファンが止まった状態でも本体の表面温度が60℃程度を保ち、本体内の高温に熱されたレンガから熱線が放出されます。 この輻射熱で室内の壁・床からサッシなどのガラス面まで暖めて行きます。 |
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従来暖房主体のエアコンは室内の空気を取り入れて暖め温まった空気を吹き出すことで室内を暖めていきます。 当然暖かい空気は上昇し上下のお温度差が発生します。 足元が寒くて温度・風量を上げるとさらに温度差が激しくなり、頭・顔だけが暑くて大変不快な状態になります。 それ以上にエアコンの風が直接当たるところは苦痛で、その他の場所の温度差も大きくなり、この現象でエアコン嫌いが多いのです。 |
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▲我が家の縦長畜暖、 カップを温め大好きなコーヒーを楽しんでいます。 |
人は同じ温度でも温度差で寒くも暖かくも感じるのです。
そして温度差が一番ストレスを感じ体にダメージを与えます、畜暖は室温を低くしていても寒さを感じにくい輻射暖房でアイシネン断熱との組み合わせで一番寒いと言われるトイレや脱衣室と居室との温度差を少なく出来ます
蓄熱式の一番の欠点と云えば、前日(夜中)に通電蓄熱すること、つまり当日寒くても暖かすぎても調整出来ない事 (足りなければ追いだき可能だが電気代が高くなる) 我が家では起きる前の1時間ほどエアコンで暖め、起床と同時に畜暖に切り替えて賢く快適にエコしています。 |