乾燥野菜工場兼定温倉庫の断熱改修
【ポイント】
既存のスレート波板屋根・壁鉄骨造の建物に、アイシネン断熱を施工し、新たに乾燥野菜倉庫兼工場として改修ました。
既設のスレート波板屋根・壁鉄骨造の建物を新たに乾燥野菜倉庫兼工場改修工事にアイシネン断熱を採用いただき、
8月の中旬日本で一番暑い時期に施工致しました。 倉庫だけでも640平米で高さも6m以上もあり写真のようにアイシネン作業車も余裕で倉庫内に入りました。 |
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定温倉庫とは、米や海苔など保管に一番適した温度15℃湿度約60%で年間を通じて保つもので、特殊な空調機や除湿機を用います。 一番の問題は夏場外気温が35℃以上屋根面の温度が60℃以上になる時期に倉庫内を15℃の低温に設定するため、内外の温度差による夏場の結露です。 そこで鉄骨の梁や柱・溝形鋼など外部から熱が伝わる(熱橋部) 所も結露を防止するため断熱することが重要です。 |
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通常倉庫内は天井や内壁を作ることはなく露出仕様となりますが、荷物の出し入れや人が触れて断熱を傷つける恐れがあるところだけは内壁を設けます。 その場合、壁の受け材には木材を使い杉板などを貼りますが、今回は消防の関係で石綿板を貼って頂きました。 工場との仕切り壁は屋外と違いそれほどの温度差がないことで軽量鉄骨スタッドに直接壁を貼ってもOK |
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9月10日くらいから空調機を運転し、数日を掛けて徐々に庫内を15℃まで下げたら、乾燥野菜を運び入れて保管することになります。 12月くらいの運転開始であれば、簡単に温度をキープ出来ますが、この時期の運転では冷やすためかなりのエネルギーを費やすことになります。 しかし1度冷やしたなら、アイシネンの断熱効果により省エネが可能です。 これからは住宅だけではなく事務所や施設などもっとアイシネンを広げエコ社会に貢献したいと思います。 |