アイシネンの素材構造……気泡のもつ不思議な能力……

2006.02.22

ふく射熱というのは空間を通じて物体から他の物体へ電磁波により移動する熱の事ですが、物体間に熱を伝える媒体を必要としません。放射熱伝導と言われ、住宅における熱損失(逆のケースもあります)内60~70%がふく射熱によるものです。
例えば、室温が24℃で壁や天井が10℃だとすると、部屋にいる人は結構寒いと感じる
のではないでしょうか。逆に壁の温度が30℃近くだと別の意味で不快な高温を感じるはずです。室温が同じでも、壁や天井からのふく射熱(冷熱も含む)が人間の快適さに影響を与えるのです。
人間は温度に感じるのではなく、熱の増減に感じるのです。

アイシネンのような素材は、ふく射熱の影響が極めて小さいと理解ください。
その理由はアイシネンの素材の気泡の構造にあります。
ふく射熱は気泡から気泡へ移動するため、隣同士の気泡間での温度差が、実質的には殆どないため、熱移動は存在しないと理解してください。
さらに、アイシネンで断熱している壁の場合は室内側壁表面の温度は室温と同じですから、人体への放射熱増減がなく不快感を与えないという事です。
従って、建物内壁でアイシネンを使えば、抜群の断熱効果を発揮します。

アイシネンの構造においては、隣同士の気泡間の温度差が殆どありません。

アイシネン 素材構造<気泡イメージ>
外気………25.00  25.99………………………24.00  23.99  23.98℃………室温
|○|○|…………|○|○|○|

一方、従来の繊維系の断熱素材は、連続した空隙があるために場所により温度差が生じ放射熱伝達起きるため熱ロスが大きく、
断熱効果が弱まります。
アイシネンはこのように、他に類を見ない材質だから環境にやさしい、しかも快適な住環境をご提供できます。


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