シックハウスを考える <その1>カビの発生

2006.05.20

今春からこの頃まで、例年になく雨や曇った日が多いようです。雨といえば梅雨、つゆといえば湿気が多い・・・・す るとかび・カビ・黴・・・・・厄介なカビの季節となります。
カビの発生は、酸素・温度(10~30度)・餌さ(でん粉質~人のフケなどあらゆるもの)そして水(湿度60%以上)だそう ですが、冷蔵庫の中でも発生します。

カビの胞子は今頃(5月中)から盛んに飛び回り、上記の条件で根をおろし繁殖し始めます。このカビが成長繁殖す ることにより、シックハウスでよく取り上げられます。
揮発性有機化合物(VOC)を発生させ、花粉症と同じような症状、鼻水・くしゃみ・目のかゆみなどを引き起こします。
そして肺炎までも至ります。

対策は、換気が重要です。気密が取れていて、しっかりした計画換気をしていれば、カビの胞子も埃と一緒に外に
出して、カビの発生を最小限に防ぐことが出来ます。

今回の情報は風水・風の流れを変えること(換気)によるカビ対策例です。

<その2>へ続く


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