平成18年度第2回サステナブル住宅賞

2006.09.02

地球温暖化など環境問題は人類にとって大きな問題のひとつであります。建築の分野では住宅・建築物分野を含む民生部エネルギーの全使用料の3割を占めるなど、省エネルギー、省資源対策を推進する上で大きな役割と責務を担っており、地球温暖化やヒートアイランド現象等への配慮、環境共生、資源循環など持続可能な(サステナブル)社会の構築が重要となっています。

気密・断熱に配慮した構造はもとより、耐久性・耐用性に配慮した長寿命で、省資源、資源循環に配慮し、効率的な冷暖房機器の採用にとどまらず、日照、採光、通風、換気、日射遮蔽装置などの建築的手法を効果的の組み合わせた省エネルギー、太陽などの自然エネルギーの利用、雨水利用、排水抑制等水の有効利用、バリアフリーを考慮した、空気汚染のない健康的な室内環境、まちなみに調和し、緑に囲まれた住まいの環境などが求められます。

住宅の建設に携わられる方々はもとより、一般の方々にも模範となる、サステナブルな社会の構築に寄与する優れた提案内容を具体化し建設された住宅を募集します。

私は、正にこの主旨の内容こそが1番求められていることであり、我々が出来る限り提案して推し進めていくべきことではないかと思います。
また、この主旨にピッタリと自信のある方はぜひ応募していただきたいと思います。我々のアイシネンは、住宅生産研究会の呼びかけにより、サスティナブルハウス実験プロジェクトに参加、断熱を実施してきました。

サスティナブルハウスには、上記の主旨のほかにも下記のような文句があります。
消費者の注文に合わせた住宅を

 ①家計支出で負担できる範囲の費用で
 ②資産価値の持続する住宅で・・・・資産価値のあがる住宅
 ③施主のライフスタイルの変化に対応できる
 ④安全で健康的な住宅を提供する

日本の住宅は、ほとんど例外なく15~20年で建築物(上物)の価値がなくなっているのに対し、北米、欧州では、年月を追うごとに、その資産価値が上昇しています。美しい住宅は、時代を超えて色褪せない審美性を保持し、人々に住みたい気持ちを起こさせます。そのために常に高い需要に支えられ値上がりをつづけているのです。日本でもこのような住宅を創りたいものです。そして、アイシネンは間違いなく優れたお手伝いが可能です。


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