RCの建物にもアイシネン

2007.07.16

昨年の肥後銀行武蔵ヶ丘支店に続き先月、天草支店新築工事に於いてもアイシネン断熱をご採用いただきました。

070716-rc1RC建築の場合は、アイシネン断熱を施工する機会は少ないもですが、屋根スラブ下に断熱することは多くなってきました。
壁の場合は、GL工法が多く、壁の厚みを押さえるためにも、硬質ウレタンの薄吹き(10~25mm)が断然多くなります。(主に結露防止扱い)
通常は、スラブ下にスタイルフォームや木網版などを打ち込んで断熱することが多く、現場発泡の硬質ウレタン吹きつけすることもあります。
アイシネンは軟らかいフォームでGL工法が出来ないことと、薄吹きが困難なため壁に採用されることは、ほとんどありません。

屋根に関しては、50~100mm以上と1度に厚吹き出来ることと、蓄熱せず輻射熱を抑える働きが優れていることから、シッカリとした結果が出て、採用が広がっております。
また、代替フロンなども一切使用しない完全水発泡で、環境問題に配慮した商品であることもあげられます。
なお、吹き付け面の面白さと吸音性を考慮されて、スラブ面に露出で吹き付けるようなユニークな採用もあります。

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