エアコンの上手な使い方

2008.06.02

【ポイント】
6月に入り、間近に梅雨入りも迫っています、当然快適な生活をするにはエアコンのお世話になることになりますが、快適さには温度とともに湿度が大きく影響します。
夏場が高温・多湿の日本では不快指数が一挙に上昇しますが、アイシネンは湿度の調整にも大いに貢献いたます。 (調湿作用)

クーラーは室内の温度を下げると同時に除湿も行いますが、空調する空間の割に機械能力が大きすぎると、除湿が十分に行われる前に室温が下がってしまい、湿度が高いままで冷房運転を続けることになり、さわやかな快適さが損なわれ、エネルギーの無駄にもなります。

エアコンの上手な運転方法を伝授いたします。 ( 元設備屋の経験???)
① マドが開いている状態で送風運転を行い、エアコンのフィルターや吹き出し口にたまったほこりやカビの元を放出します。
② 5分程度送風運転したら、マドを閉め、除湿(ドライモード)でしばらく運転した後に
冷房運転に切り替える。  設定温度は「チームマイナス6%」推奨の28℃ ?
③ ドライモードがない場合は、急速に温度を下げずに、設定温度を室温から2~3℃低い設定温度で徐々に下げることにより、湿度を下げることが出来ます。

* 人間の体温は36.4℃前後あり、暑いときは体温を維持するため発汗(気化熱)により体温を下げていますが、湿度が高いと気化能力が下がり涼しく感じません。
(かなり低い車内温度の電車やバスの中で居心地が悪い状態?)
本来は室温が28℃程度で湿度が50以下であれば、それなりに快適な状態になりますが壁や天井面が灼けて表面温度が高いと、輻射熱の影響で室温以上に暑さを感じます。
特に窓のそばで直射日光が入らなくても、温度として現れない不快な暑さ感を感じます。

最近窓サッシにも、樹脂製やアルミと樹脂を複合させたものが多く採用されるようになりガラスも住宅ではペアガラスが主流でLow―Eと呼ばれる低放射ガラスを使われるところも多くなりました。通常銀を使った金属膜をコーティングしてあり、射熱効果と多くの紫外線をカットすることが出来、先に挙げた輻射熱を削減できます。
また、ガラスフイルムの貼り付けや光熱フィルターの塗布などで対策されるところもあります、光触媒のガラス面コーティングによる効果も実証され高い評価をいただいております。
いずれにしても、新築や大規模リフォーム時にしっかりと計画を立てないと、既設の建物やわずかに傷ついたガラスでも施工が困難で、仕上がりも決してきれいには出来ません。
アイシネン気密・断熱・遮音システムにより、エアコン1台で家全体をまかなうとか、エアコンなしでなしでも夏をすごすことが出来たと信じられないような話を聞くことがありますが、窓の位置・風の通り・サッシガラスの材質・換気装置など多くの要因の結果になります。

光熱フィルターや光触媒についてもお問い合わせください。


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