アイシネンの欠点

2009.04.17

【ポイント】
お客様とお話しするなかで、アイシネンの欠点はないのか?と聞かれる場合があります。
そこで考えてみても、不燃材にはならないことと、グラスウールなどと比べると決して安くはないと答えていましたが、唯一といえる欠点?が見つかりました。  (アイシネンをすずめが・・・)

090417

既設住宅の改修でアイシネン断熱を行ったところ、僅かな隙間でも埋め尽くすため軒からアイシネンフォームがはみ出してしまいました。

後日お施主様から、アイシネン屑が散らかっているとのお電話を戴き、すぐに調査に出向いたところ、すずめがつくじって遊ぶ為、瓦の上や庭先に散らかってしまうことがわかりました。
基本的に断熱材が外部にむき出しになること自体が問題であり、工務店さんと打ち合わせの上、コーキングやパテによる補修を行っていただきました。

アイシネンは壁の中や小屋裏に隠れることがほとんどですが、倉庫や駐車場の天井面に露出で使用される場合もあります。
特に外部で露出にする場合は、直接日光が当たらなくても、紫外線により表面が褐色に変色します。
断熱性能には問題ないのですが、初期のきれいな乳白色から見栄えは落ちてしまいます。

そして、こちらでもすずめの被害で予防策を取られていましたが、残念ながらなかかな被害は治まらないそうです。
今後お客様には十分に説明をおこない施工方法を検討していかなければならないと痛感しています。


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