小屋裏がいちばん?

2009.06.15

【ポイント】
小屋裏と聞けば、とんでもなく暑くて寒い劣悪な環境だと云うのが当たり前ですね。
ところが、5月の完成見学会で小屋裏が涼しくて気持ちがよいので、小屋裏で眠りたいとの話がありました。そして、実際に引っ越して住まわれて約1ヶ月後所用で再びお伺いすると「な・なんということでしょう!」(劇的!ビフォーアフターナレーション風)二人の娘さんが小屋裏倉庫に布団を敷いて寝ておられるではないですか。

アイシネンでは通常壁から屋根まで連続して吹付け断熱をおこないます。
そこで小屋裏は基本的に室内と同等の環境となりますが、当然熱気は上に上がるため小屋裏は室内より2~3℃は高くなります。ところが、小屋裏を居室のように囲ってしまうと窓や照明器具など電気製品の発熱の影響が最小限に抑えることで、一番温度変化の少ない居心地のよい空間となっているようです。

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今回は2階の子供部屋(成人)と1階屋根裏の倉庫を寝室として利用した例です。

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住宅の空間を最大限に利用する為ロフトや屋根裏倉庫を利用し、吹き抜けで開放感を演出することが多くなりましたが、高気密高断熱でなければ使い物にならず、上下の温度差がひどく、とても住み心地の悪い家になってしまいます。

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小屋裏は屋根勾配で一番高いところでも1m以下ですが、静かで居心地がよく本当によく眠れるそうです、現在6月中旬で意外と涼しい日が続いていますが、それでも昼間の気温は30℃を超え屋根の表面温度は60℃近くにもなり、徐々に小屋裏の温度も上昇しますがエアコンで室温を下げ扇風機で冷風を送り込めば、この暑い夏も十分に快適に過ごすことが出来ます。夏の終わりにでも訪問して感想をお聞きしたいものです。
アイシネンは、空気を通さず蓄熱せず調湿作用を有する唯一の断熱システムです。


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