神戸散策

2010.09.29

【ポイント】このたび親戚の結婚式出席のために神戸まで出かけることなりました。
幼いころに1度行った事はありますが、ほとんど記憶もなく、写真も残っていないほどで初めての神戸と言ってもよいでしょう。
大阪や京都には行く機会があっても、神戸となるとこのような機会がなければ行けません。
そのようなわけで、神戸をリポートしました。

100929

結婚式場は、新幹線の新神戸駅から徒歩で15分程度の異人館通りにある神戸北野「サスーン」邸です。

明治25年に建築された異人館で神戸北野町最古の洋風建築です。

その邸内の庭で結婚式が行われました。
大変よい天気に恵まれて、素晴らしいスチェーションの中で厳かに執り行われましたが、涼しくなったと言え、陽の当るところは暑く讃美歌を歌う歌い手の方はかわいそうでした。

邸内の披露宴では昔ながらのテーブルや調度品が飾られ本物の良さを堪能しました。

披露宴の会場の広さが限られており40人程度がMAXで、ホームパーティーのような雰囲気での披露宴となりました。

披露宴の後には再びガーデンで2次会?洒落た飾り付けと雰囲気にカクテルやケーキなどで盛り上げ、ライスシャワーとシャボン玉のアーチを新郎新婦がレッドカーペットを歩いて、お開きとなりました。

異人館通りを下って新神戸駅方面まで来ると整備された河には六甲山からのきれいな水が流れ、両岸には細工された石積みで飾られていました。

都会でこのようなきれいな流れを見るとは思いもよらず、感激しました。

川面まで降りて行けるところもあり、完璧に整備された人工河川です。この川は、六甲山から布引の滝をへて新神戸駅の下をくぐり一気に市街地を抜けて約1.3kmを海まで下る生田川と言います。

かっては洪水を繰り返す暴れ川で、明治4年に地元の加納宇七氏が私財をなげうち3か月という短期間で蛇行していた河をまっすぐに広げ、付け替えられたそうです。

先に見える急こう配の六甲の山に大雨が降れば、蛇行した小さな川であればすぐに氾濫するのも頷けます。

この近くには生田川公園が整備され中国系の人が太極拳をされたり、子ども連れの夫婦や犬の散歩する人など多く見かけました。

ゴミもなく水を利用したオブジェや噴水池など流石、神戸の名前に恥じないイイ感じ。

次回に続く


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