高気密高断熱住宅は本当に快適です(暑い日に読んでください)
2018.07.01
2012.01.16
【ポイント】
全国的にも有名な熊本の黒川温泉にある「いこい旅館」さんの食事室の断熱改修にアイシネンを採用いただきました。
熊本県阿蘇郡南小国町の黒川温泉は泉質の良さと温泉街の街並みの良さで、全国的にも人気の有名なスポットです。
南小国と言っても熊本でも有数の寒冷地になります写真はエントランスの風情ある風景です。
電話0967-44-0552 AM7:00~PM10:00
ウェブサイトは「いこい旅館」で検索下さい。
この「いこい旅館」さんには、宿泊客だけでなく一般の入浴と食事ができます。
この食事室にはいろりや堀こたつ式のテーブルが準備されていますが、寒いとの苦情が寄せられていました。
小国杉を使った床には隙間が多く床下の冷気が影響して、暖房が利かないそうです。
床下の調査を行うと、温泉旅館ならではの無数の配管がありましたが懐もありなんとか吹付け施工は可能、そして床の断熱材は全くないので撤去作業も不要。
道路際の駐車場からの距離も60m程度で発泡断熱のホースもOK、お店のお休みの日に合わせて断熱改修することになりました。
床下のアイシネン吹付け作業の前に、発泡剤が床上に吹き出さないように、床上と床下からテープを貼りましたが、大きな隙間には床下に薄べニアを貼ってある所が数カ所ありました。
寒さ対策で大工さんが対応されたのでしょうか?
アイシネン吹付けが終わると、床下でテーピングできない床上でテープ養生したところに写真のように、小さな隙間から白いアイシネンのラインが数カ所見えました。
今となっては繊維系の断熱材や成型物の断熱材ではどうにもならないような床下も、アイシネンなら隙間なく断熱が出来ます。
堀こたつ式の床下の構造体にも下の写真のようにアイシネンで覆ってしまい、断熱欠損をなくします。
寒くなると畳の縁や間仕切の隙間からの冷風を感じ冷たく気になるものです。
アイシネンの断熱改修を行う場合には、まず2トンの特装車が現場に駐車できるか、また床下点検口か和室畳の部屋があること、そして床下に入って吹付けるための空間約550ミリ程度高さあることこの条件を満たせばOK。