高気密高断熱住宅は本当に快適です(暑い日に読んでください)
2018.07.01
気温も一気に下がり、朝晩は20℃を切る肌寒い時期になってきました。こうなってくると相談の増えてくる「床断熱リフォーム」が活躍します。
左写真のように某パネル系断熱材が隙間なく入っているように見えますが、住んでいる方は「床が冷たくてどうしようもなかった」と嘆かれていました。
新築住宅でもこの事例はよく耳にします。
成型物を隙間なく完璧に施工するというのは、手作業である以上とても困難だと思います。
作業員はこの様に狭い空間で吹付作業を余儀なくされますが、発泡するフォームが隅々まで入っていきますので隙間が出来ません。
また成型物の断熱材では間仕切りの気流止めが困難ですが、現場発泡はそれを容易に行うことができます。
これが現場発泡の一番の利点です。
仕上がるとこの様な状態になり、気密と断熱が完璧に出来上がり、冬場の床下からの冷気はシャットアウトすることができます。
また同時にお勧めしているのが「屋根断熱リフォーム」です。目的は夏場の断熱がメインですが、小屋裏空間の気密化を図ることによって
冬場、今までは小屋裏から外へ抜けていた暖気を止めることが出来るようになります。結果室内のエネルギーロスを抑える効果がありますので大いにお勧めです。