高気密高断熱住宅は本当に快適です(暑い日に読んでください)
2018.07.01
2006.02.22
サーモグラフで住宅のコールドスポットを観察する機会がありました。勿論、屋根、壁、床はアイシネンを施工しています。撮影場所はモデル住宅です。
断熱した壁や屋根裏には気密がシッカリ取れていて、間柱とアイシネンフォームの間にも隙間がなく、冷たい部位は観察されませんでした。床は素足でも平気でした。
アイシネンには関係ありませんが、北側に面した玄関ドアの下が熱橋部(コールドスポット)となっています。また隙間風がある事で、このあたりの温度は14~16℃の値を示していると理解ください。
測定日は17年2月18日(午後2時から5時の間)でした。室温は21℃で、24時間の空調システム稼動。
相対湿度は30%(壁は珪藻土仕上げ)。どの部屋も温度ムラがなく、快適でした。床の写真の中が、少し温度が低くなっていますが、そこには家具がありました。撮影直前に移動したので、影響が出ています。
今後の設計には玄関ドアの隙間対策も必要ですね。玄関のコンクリートは外部と繋がっていますので、縁を切る設計も望まれます。