生活熱を遮断して「夏涼しい家を実現」 コメントに応えて

2006.07.15

コメントありがとうございます <コメントに答えて>

「夏涼しい家を」特に九州に住み、最近のこの暑さの中で生活している人たちにとっては切実な願いではないでしょうか。
壁通気工法及び棟換気による屋根通気を採用して、できるだけ熱を躯体内に取り込まない工夫が重要です。
そして、外部との隙間をなくして気密をはかり、外部からの空気の移動による熱や湿気を遮断し、高断熱を施し輻射熱をも低減させます。

さらに、アイシネン断熱では、基礎断熱をお奨めしております。床下の換気口を全て無くし、外部に面する基礎立ち上がり部と土間に70cm幅で断熱し外部からの熱の影響を遮断いたします、室内側の土間の温度は土中の温度に近くなり、この暑い夏場でも22℃程度で冷房にプラスに働きます。

さて、本題の生活熱の件ですが、人が生活していれば体からも熱を発しほとんどの電化製品からも熱を発生させます。この熱を除去(下げる)するには、クーラーに頼るしかありません。当然、気温が室温より低ければ換気による空気の入れ替えによって気温までに温度を下げることは可能です。

特に、台所など火を使う場所では、レンジフードなどの換気扇で、熱をすばやく外部に放出することが肝心です。湿気対策としては、一旦外気を取り入れて室温を下げたうえで、窓を閉めて除湿するほうが節電になります。
なお、24時間計画換気も、高気密で空気の入り口・出口を上手に設ければ0.5回/時の換気量でも充分に効果を発揮いたします。
断熱とは、外部もしくは内部からの熱の移動をいかに少なくするかであり、窓や開口部・換気など複合的に対処しなければと考えます。


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