床断熱のポイント

2009.11.01

【ポイント】
当社でアイシネン断熱を行う場合は、基礎断熱をお奨めしており、施工の半分がアイシネよる基礎断熱ですが、ほかは在来の右写真の様な施工になります。

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床の場合は壁や天井・屋根と違い障害物も少なく
成型ものの設置取り付けも簡単で問題なく出来ます。

この写真の施工も垂木間に隙間なくきれいにはめ込んでおられますが、なんと間仕切り部では大きな隙間が発生しています。

なぜか、断熱材を垂木の上面で合わせて施工されるところが多いのですが、隙間をなくして屋内外を遮断することがもっとも重要です。

また、畳間を断熱されないところもありますがスタイロフォームなどほとんど湿気を通さないなかで、和室だけ断熱材がなく湿気が集中しカビなどの発生リスクが大きくなります。

住金仕様でも間仕切り部の通気止めは天井部と共にうたわれているのに、意外と無視されています。

山手の寒冷地で施工不良による腰壁から床まで結露で水びたしになる事故も発生しています基本を大事にしていきたいものです。

木造住宅では風が通って通気があるほうが良いと言われる方もがありますが、無秩序な隙間と、しっかりした換気・通気とは全く別物です。


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