ジオパワーシステムとコラボ

2013.01.22

【ポイント】
省エネが叫ばれる1昨年あたりからメディアに盛んに取り上げられ施工実績も飛躍的に増えてきた ジオパワーシステムの新築2現場にアイシネン断熱材が採用されました。

130122-01拡大図
ジオパワーシステムを簡単に説明するとアルミのパイプを5mほど地中に埋め込み、樹脂パイプを中に立ち下げて、基本屋外の空気をアルミ側に取り込んで地中熱を吸収して樹脂管から床下を経由させて室内の冷暖房の負荷を軽減するシステムです。 ご存知のように地下2mも掘り下げると地中の温度は年間を通じて15℃程度です、井戸水が夏冷たく冬は暖か感じるのは外気温に比べた感覚です。 例えば冬の気温が平均10℃だとすれば地熱は平均5℃暖かいことになります。

130122-02地中に埋め込むアルミパイプのケーシング
通常の床下は当然平均気温より低いものですがジオパワーシステムでは常に15℃を保つので暖房の温度24℃の空間を作りたければ9℃分だけ上昇させるべく加熱するだけで、結果大きな省エネが図れます。 10℃から24℃まで温度上昇と15℃から24℃まで上げる熱エネルギーは単なる温度差以上の省エネになります。

130122-03床下に蓄熱され、補助熱源で処理された暖気(冷気)が床の吹き出し口から吹き出ます
OMソーラーやサーマスラブなど自然のエネルギーを取り込んだり、畜熱を利用する優れたシステムが数多く開発され今一番注目を受けているジオパワーシステムにしても基本は気密と優れた断熱がしっかりしていなければ何もなりません。 初期投資を早期にランニングコストで回収するためにも基礎から壁・屋根とアイシネンでしっかり覆うことで飛躍的な省エネが実現します。


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