現場発泡ウレタンの利点

【ポイント】
熱や湿気の移動を完全にシャットアウトは勿論、高気密断熱の加え、防錆効果も抜群
160916-1
こちらは某介護施設の天井ですが、カビが多く点在し今にもクロスが剥がれそうな状態で残っています。
原因としては隣接する浴室・脱衣室の換気が正常に行われておらず、湿気が写真の食堂側へ流れ込んでいたのが一番の原因と思われます。
案の定、天井裏もサビが多く発生し、天井を解体し鉄部の保護をする為にもデッキスラブ下へアイシネンを吹き付けることになりました。

160916-2
天井ボードのみの解体で軽天下地、空調ダクト等は残った状態での施工、この様な非常に困難な現場状況が吹付断熱工事の一番の見せ所です。
他の繊維系や成型物の断熱材では難しい工事ですが、
その問題を難なくクリアして一番結果の出しやすい断熱材、それが発泡ウレタンです。
また、冒頭に述べました「鉄部」にアイシネンを吹付けることによって防サビ効果もあります。

160916-3
左写真のように、小屋裏の空間高さ1100以上ある場合は、小屋裏作業も可能です。
そして今回のように浴室側と食堂側との小屋裏の仕切り部に仮に天井面から屋根面までシートを張りそのシートにアイシネンを吹き付けることで室内と同じ界壁が簡単にできます。
これで小屋裏の温熱環境が室内と同等になり、浴室側からの熱や湿気の移動をシャットアウト。

160916-4
作業はこの様な狭い状態で、非常に難しい作業となります。通常断熱屋さんと呼ばれる業者はこの様な改修工事は敬遠しがちですが、当社は床下~小屋裏~この様な改修工事まで幅広く手掛けています。
それはただの断熱屋ではなく、お客様の悩みの数だけ答えと結果を出せる断熱工事プロ集団を目指しています。
断熱に関するどんな小さな悩み事でも当社へお任せください。

PDF版は、こちらをご覧ください。
【生環新書】「現場発泡ウレタンの利点-16/09/16」PDF版


↑TOP