ユニットバス周りの基礎断熱の重要性

2016.11.15

床下の断熱について過去のミニ情報でも取りあげて参りましたが、どうしても軽視されている方が多く、再度ユニットバス周りの断熱性の重要性について述べたいと思います。

基本、床下の断熱は床で断熱する「床断熱」と、外周周りの基礎の立上り及び影響部を断熱する「基礎断熱」の2種類があります。

その中でもおよそ8割ほどは床断熱を採用しているのではないでしょうか?

この床断熱と基礎断熱にはもちろんメリット、デメリットも存在することも事実で床断熱の際、ユニットバス周りまで床断熱することは不可能なので必ず基礎断熱にする必要性があります。

そこで最も重要なのが、人通口の気密処理です。この気密処理を怠ると、外気がダイレクトに室内へ入りますので、浴室・脱衣室等が寒いとクレームの原因になってしまう場合がありますので細心の注意が必要です。

写真の様にメーカーさんが出されているもので人通口の塞ぎが出来ますが、床断熱の廃材で出たパネル系断熱材で十分代用できます。

また、アイシネンで基礎断熱をすると土間面の踏付けで潰れてしまいますので、左写真の様に踏んでも潰れないパネル系断熱材を敷くことをお勧めします。

(写真 森自宅の基礎断熱)

ユニットバス周りの断熱については、この基礎断熱でしか解決できませんので、この件のお困りごとがあったら何なりとご相談ください。


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