家創りの思い

2013.01.09

【ポイント】
我が長男が神戸に於いて家を建てることになり、23年ぶりに再度家創りに携わることになりました。

130109-012012-7-12九州北部豪雨白川氾濫被害ボランテイアに助けられました
最初に家を建てたときの頃を思い起こすと・・・・
自分が東京から27歳で熊本に帰り、29歳で結婚して家を建てたのが1980年30歳の時でした。その頃は日曜もないくらいの忙しさで、家に対する想いは人一番あったと思うもののなぜかハウスメーカーを選択してしまいました。
忙しさから、家を持つことが優先でモデルハウスを見てその当時流行りの全く同じもの、つまり製品を買ったと同じ建設関連の設備の仕事に従事していたものの、大型物件ばかりで、木造住宅に関わることがなく素人同然でした。

130109-02床上浸水2200の被害を受けた旧宅をボランテイアの皆さんによるドロ出し
デザイン・構造的には申し分ないものの、予算の都合もあり、将来簡単に増築できることが大きなポイントになりました。
子供が2人生まれて増築を計画し見積もりを取ると、とても簡単に手が出るような金額ではありませんでした。
そんな新築10年目の1990-7-2夏、白川の洪水に襲われ床上浸水33㎝の被害を受けました。
胸まで水に浸かって近所の子供を連れて避難した家内の強い要望から、絶対に水害の心配ないところに新たに家を創ることになりました。

130109-03築後22年の事務所兼自宅です。1昨年外壁・屋根塗装と一地部ベランダ壁を改修
幸い小学校を変わらず、水害の心配もない宅地が見つかり条件付きながら自由設計可能な工務店さんです。
私もある程度時間の余裕ができ、間取りから収納に関してほぼすべて図面にして渡し建てることが出来ました。
ただし住宅建材や断熱に関しては無知で全くのお任せ当然当時は断熱と云えば壁・天井・床までグラスウールの袋入り10Kの50ミリ厚が当たり前でした。
自社施工分もあり度々現場に足を運ぶと鋼板葺きの広い

130109-04我が家で一番涼しくて快適なL・Dですが、クロスの汚れが目立ち改修時期か?
ベランダの下は断熱はやらないとの話を聞きました。見積明細や図面にも断熱の工事項目は無く言われるままになります。ただリビングルームの天井部で一番多く時間を費やすところでもあり、納得いかずスタイロフォームを購入し自分で垂木間に貼りつけました。
住み続けて22年、間取りや使い勝手に関しては家内ともども大変満足しています。
ところが当時のサッシにGW断熱では暑さ・寒さに関してはどうしようもありません。
それでも、ベランダの下のL・Dは夏我が家で一番涼しい空間で、来られたお客さまも同じような感想です。


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