シックハウスを考える会

2006.12.02

「シックハウスを考える会」と関連NPO法人「安全な住環境に関する研究会」が今後最高の「健康な住宅」の開発のため具体的なモデル棟を完成させました。そして、なんと断熱材には「アイシネン現場発泡断熱システム」が採用されました。

NPO法人「シックハウスを考える会」の活動が広く認知され大きな動きが出来る様になってきました。施主の立場に立っての活動である事、またシックハウス症候群も単にホルムアルデヒドやクロロピリホスだけ制限や禁止しただけでは本格的な解決になっていないケースもあるからです。今の基準値(ホルムアルデヒド)は健常者を対象にしたものである事からも言える様です。さらに住宅での温熱環境も多いに影響がある事も知って欲しいと情報発信を行っています。

12月17日「シックハウスシンポジュームin 大阪V」が開催されます。興味を持って参加したい方は、その旨返信いただければ案内状をメールいたします。「シックハウスを考える会」が母体となって「安全な住環境に関する研究会」というNPO法人が数年前に設立され、東大の坂本先生、関西医科大学の原名誉教授など建築と医学の権威者がメンバーになって居られます。このNPOのモデル住宅第一号が大東四条畷医師会の承認のもとに完成した様です。ここの断熱はアイシネンです。この住宅には多くの温湿度センサーが取り付けられていると聞いています。また実際に医者と患者がホームステイ出来るようになっているようです。

北米では「アメリカ肺協会」が独自の健康住宅仕様を作っていますが、このNPOも将来最高の「健康的な住宅性能」つくりの核になろうとしています。モデル住宅は当然見学ができる訳ですが、何時から可能かは問い合わせをする必要があります。見学には事前の申し込みも必要との事です。

現在多くの工務店・設計事務所さんが健康で住み心地の良い家を考え、クライアントと一緒に家つくりを実践されています、幼子や妊婦さんが住まわれる場合もお年寄りやアレルギー・喘息を持つ家族の方もいらっしゃいます。そこにアイシネンは間違いなくお役に立つことが出来ます。

12月に入りこれから益々寒くなりますが、できるだけ暖房に頼らずウォームビズの精神で少し厚着をして、環境と健康と家計を守りたいものです。


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