高気密高断熱住宅は本当に快適です(暑い日に読んでください)
2018.07.01
2010.03.03
【ポイント】
当社の住宅向け高機密アイシネン断熱は、いよいよ始まる、住宅版エコポイントが取得できる施工方法にて行えます。
■ 当社(有)生環システムにおいて通常の住宅を断熱する場合には原則アイシネン 断熱の吹きつけ厚みを、下記の厚みで施工しております。
外部に面する壁断熱 50ミリ厚
屋根断熱 50~100ミリ厚
基礎もしくは床断熱を 50ミリ厚
ベランダなどの下を 50ミリ厚
この厚みで十分な断熱効果を上げ、お施主様には満足の評価を戴いています 。
■ しかし、エコポイント取得・申請のためには次世代省エネ(等級4)をクリアーしなけ ればならず、そのためにアイシネンの断熱厚みを下記のようにする必要があります 。
外部に面する壁断熱 77ミリ厚
屋根断熱 161ミリ厚
基礎断熱を 60ミリ厚
1階などの床断熱を 77ミリ厚
ベランダなどの下を 116ミリ~161ミリ厚
ただし、Ⅳ・Ⅴ地域トレードオフ規定(次世代省エネ基準の緩和措置)により 窓のサッシをペアガラス(複層)などの断熱値の高い製品を使うことで屋根断熱の 厚みを161ミリから91ミリに変更することが可能です。
■ 具体的な窓の熱貫流率は4.07W/㎡・k以下が条件となります、6ミリ以上の 空気層を設けたペアガラス仕様であればほとんどクリアー出来ますが、サッシ やガラスメーカーの仕様書による確認が必要となります。
■ 床断熱を在来のスタイロフォームを使用する場合は、高性能タイプ3種bタイプ 熱伝導率0.028以下でも 62ミリ以上の厚みが必要です。
通常根太間に取り付けるやり方では納めることが出来ず、大引きの間に 断熱受けの木材を打ち65ミリ厚の製品を取りつけたり、45ミリと20ミリなど2枚を 組み合わせで取り付けるなど、今までやっていなかった施工をする必要があります。
この納め方は出来ないし隙間だらけで断熱の意味を成さない。
大引き天端より65ミリ下がりに断熱材受けの桟木を打ち隙間を作らない工法が標準になるかもしれません。