ガレージ兼犬小屋の折板屋根断熱

2013.06.04

【ポイント】
つい最近まで寒かったり暑かったりと言っていたのに、完璧に夏モードに突入しました。

130604-01そうなると急に暑さ対策の相談が多くなります。 5月中旬ガレージで飼っている犬の為に暑さ対策で相談を受け現場調査に伺いました。
今まで室内で飼っていた犬をガレージに移したところあまりの暑さで犬が可哀相になり、 急遽折板屋根をアイシネンで断熱し屋根からの暑さを防止することになりました。

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施工前にアイシネン(ウレタン系すべて)の欠点である露出のままだと紫外線により色焼けして焦げ茶色に変色していくことと、 すずめなど鳥が断熱材を啄んで穴を開けたりして散らかすことがあることを充分に説明、了解を頂いて施工することになりました。

130604-03まずアイシネンのカット材を事前に面格子の三角形の寸法より一回り大きくカットして準備しました。 長手の9.8m両サイドでなんと100カ所以上準備しました、これをしなければアイシネンが外に飛び出て汚し 大変なことになります、今回は屋外に面する梁の上部も隙間があったので、前もって充填しました。

130604-04棚の荷物もすべて降ろし、梁や照明器具に棚・土間をすべて養生している頃に、 お施主様から鳥が入り込んで断熱材を突いて遊び散らかったら困るので防鳥対策をしてほしい旨のお話しがありました。 そのような訳で、すぐに防鳥ネットを探して準備することにしました。
幸いに木造の梁がほぼ2m毎にあるので釘や付属のロープを使って丈夫なネットを貼ることが出来ました。

130604-05このネット貼りも一緒に施工出来たので荷物の上げ下ろしや、倉庫内の片付けも1度で済み、 脚立などの足場も利用し、少し時間を延長するだけで終わりました。これからは事前に防鳥工事も提案していきたいと思います。
施工の2日後に伺うと、元の折板ペフ断熱面の温度は44℃でアイシネン断熱面は34℃と10℃の差でした。 これから暑くなればなるほど差が大きくなります。


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