壁断熱改修

2015.04.01

【ポイント】
エコポイント復活により3月に入り急に断熱改修が増えました。 フルリノベーションから小屋裏の屋根だけ、又は床下に潜り床断熱のケースです。壁に関してはいろいろな制約があり難しいところです。


日本ではなかなか出来ない北米でのアイシネンによる外壁断熱改修です。 外装材の木板でしょうか、各々2階と1階の壁の上部と下部を40~60センチほど剥がし、グラスウールなどの断熱材を抜き取り、 スプレーガンを壁の中に入れて上下に吹き込み充填していきます。 この方法であれば、室内を扱うことなく施工可能です。


当社でも大がかりな外部からの施工実績があります、鉄骨造の2階建て住宅です。 雨の心配もあり、外壁を3工程に分けてすべて剥がして、全く意味をなしていなかった。GWを撤去し、 アイシネンのミスト飛散に注意しながら3回に分けて施工にあたりました。


北米の事例のように簡単には行きませんが、暑さ・寒さの改善は元より、 外からの騒音・話し声までが聞こえなくなり、お施主様には大変喜んでいただきました。
(平成18年10月16日号に掲載)
おかげさまで、以降担当の設計事務所様には新築・リフォームにアイシネンを採用いただいています。


通常は室内からの施工で、部分的に壁を剥がし、壁の中へガンを入れて吹付け作業ですが、住人がお住まいの状態では大変です。 荷物の移動・片付けに壁の撤去によるホコリ・汚れ等々・・そして、住人は最低3~4日は部屋が使えず不自由な生活を強いられます。 しかし、断熱改修後は住環境が改善され住み心地は格段にグレードUP となります。 新築時に出来なかった自分のような不幸な方、この機会にお考えください。


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